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OS. VBA向けのOpenSTAAD API構文の解釈

OpenSTAADのドキュメントに記載された関数は、C++構文で記述されています。これらをVBAマクロで使用するために解釈するプロセスは一般に簡単です。

クラスとメソッド

ドキュメントで使用しているC++構文では、クラスの構文はOSClassUI::Methodの形式でリストされています。VBAでは、代わりにClass.Methodとして指定する必要があります。

例では、"objOpenSTAAD"というオブジェクトを使用してOpenSTAADをインスタンス化しました。その後、objOpenSTAAD.Classの形式を使用してクラスを呼び出しています(たとえば、GeometryクラスはobjOpenSTAAD.Geometryを使用して参照されています)。

この例外は"ルート"のOpenSTAAD関数で、それらではOpenSTAADのインスタンス化に使用した任意の変数が使用されます(たとえば、objOpenSTAAD.GetBaseUnit)。つまり、OpenSTAADオブジェクトはこれらの関数のクラスとして機能します。

戻り値

構文のリストでは、関数に戻り値があるかを先頭のVARIANTで示しています。これは単に、通常は変数に格納される値を関数が返すことを意味します。構文のリストで先頭にvoidが付いている場合、その関数に戻り値はありません。

注記: 関数の戻り値を関数のパラメータに格納される値と混同しないでください。

変数とパラメータ

構文のリストでは、パラメータのタイプがVARIANT FARと示されていますが、これは必ずしも役立ちません。

それよりも、どのタイプの変数を使用するか(string、longなど)を示すパラメータの説明を確認することが重要です。これは、使用前にVBAで宣言する変数のタイプを示します。